在明の別れ(読み)ありあけのわかれ

百科事典マイペディア 「在明の別れ」の意味・わかりやすい解説

在明の別れ【ありあけのわかれ】

鎌倉時代物語の1つ。作者不明。《無名草子》に〈今の世の物語〉とあるから,《無名草子》成立時の1200年ころを遠く遡らない時期の成立である。〈男装〉〈隠身の術〉など,発想の大枠を先行物語《とりかへばや物語》《隠れ蓑(みの)》に多く依っている。神意に基づくとされる〈男装〉が左大臣家の跡継ぎ次代の后の候補者確保につながっていく点には,〈実父捜し〉の物語とも併せて〈家〉を重んずる論理が認められよう。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む