地下代官(読み)じげだいかん

精選版 日本国語大辞典 「地下代官」の意味・読み・例文・類語

じげ‐だいかんヂゲダイクヮン【地下代官】

  1. 〘 名詞 〙 中世荘園荘官代理人。荘園の現地における管理者である下司(げし)公文(くもん)などの代官、下司代・公文代などの一称。
    1. [初出の実例]「一、地下代官殊撰清廉故実之輩、申付之時」(出典東寺百合文書‐て・貞治三年(1364)二月・東寺領矢野庄公文職請文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android