地紙売(読み)じがみうり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地紙売」の意味・わかりやすい解説

地紙売
じがみうり

江戸時代,扇の地紙を売り歩いた行商人で,求めに応じて古扇の紙を張替えた。特に元禄 (1688~1704) 頃に盛んで,商売姿が伊達で,俳優声色浮世物真似などで庶民人気があったといわれる。なかには男色を売る者もあった。京都製の扇が江戸市中で安く買えるようになった寛政 (1789~1801) 以降,次第に衰えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む