坂井修一(読み)さかい しゅういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂井修一」の解説

坂井修一 さかい-しゅういち

1958- 昭和後期-平成時代の情報工学者,歌人
昭和33年11月1日生まれ。昭和53年歌誌「かりん」に入会し作歌をはじめる。61年通産省工業技術院電子技術総合研究所にはいり,平成2年同研究所主任研究官。3年「高並列データ駆動計算機の研究」で日本IBM科学賞。8年筑波大助教授,翌年東大助教授。13年東大教授。22年「新世代コンピュータシステムの研究開発および教育」で情報処理学会フェローを受賞。歌人としても昭和62年「ラビュリントスの日々」で現代歌人協会賞,平成19年「アメリカ」で若山牧水賞,22年「望楼の春」で迢空(ちょうくう)賞を受賞。夫人は歌人の米川千嘉子。愛媛県出身。東大卒。著作はほかに「論理回路入門」「斎藤茂吉から塚本邦雄へ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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