坂口仙得(読み)さかぐち せんとく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂口仙得」の解説

坂口仙得 さかぐち-せんとく

1801-1867? 江戸時代後期の囲碁棋士。
享和元年生まれ。7代安井仙角にまなび,安井仙知の影響をうける。師の生家坂口家をつぎ,江戸にすむ。天保(てんぽう)9年7段となり,御城碁をつとめる。天保四傑のひとり。仙得家には門外不出の御城碁の棋譜が完備し,本因坊秀和が毎日かよってすべて筆写したという。慶応3年?死去。67歳?本姓荻野

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android