坂戸氏(読み)さかどうじ

世界大百科事典 第2版の解説

さかどうじ【坂戸氏】

文徳源氏を称する河内の中世武士。同国坂門(戸)牧本拠とする。坂戸との関係は11世紀ごろからで,源公則(越前国押領使藤原伊傅の子で文徳源氏章経の養子)の息忠念が坂戸に住したことがみえる。公則は藤原道長の家司で河内守でもあったから,その関係で河内に基盤をもったと思われる。忠念の子信季,孫康季も坂戸を本領とし,以後この流が坂戸源氏と号するようになった。康季は白河上皇の最初の北面に召され,続いて息季範・近康も白河鳥羽院の北面となっている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

感染症指定医療機関

感染症予防法で規定されている感染症の中で、危険性が高く特別な対応が必要な感染症の患者を治療する医療施設。特定感染症指定医療機関(1・2類感染症および新感染症患者)、第一種感染症指定医療機関(1・2類感...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android