20世紀日本人名事典 「坂田耕雪」の解説 坂田 耕雪サカタ コウセツ 明治〜昭和期の挿絵画家 生年明治4年1月6日(1871年) 没年昭和10(1935)年2月6日 出生地石川県金沢 本名坂田 萬助 別名別名=坂田 萬之助 経歴尾形月耕に師事、浮世絵を学ぶ。明治29年大阪毎日新聞社に入り、菊池幽芳の「己が罪」「乳姉妹」などの新聞小説の挿絵を担当して好評を博す。42年退社して能画の研究に専心し、巽画会会員となる。長年大阪に住み、同市の依嘱で大阪城天主閣内郷土歴史画中の「豊太閤」の肖像を描いた。大正3年第8回文展に「露」が入選、唯一の官展出品となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂田耕雪」の解説 坂田耕雪 さかた-こうせつ 1871-1935 明治-昭和時代前期の画家。明治4年生まれ。尾形月耕に浮世絵をまなぶ。明治29年大阪毎日新聞社にはいり,菊池幽芳(ゆうほう)の「己(おの)が罪」などの新聞小説の挿絵を担当し,好評を博した。昭和10年2月6日死去。65歳。加賀(石川県)出身。名は万助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例