坎井(読み)かんせい

精選版 日本国語大辞典 「坎井」の意味・読み・例文・類語

かん‐せい【坎井・井】

  1. 〘 名詞 〙 小さな井戸の中から世間を見るような狭い知識。
    1. [初出の実例]「坎井の識、久しく太方に迷ふ」(出典:日本霊異記(810‐824)上)
    2. [その他の文献]〔荘子‐秋水〕

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普及版 字通 「坎井」の読み・字形・画数・意味

【坎井】かんせい

浅い井戸。〔荘子秋水〕(水の)多少を以てせざるは、此れ亦た東の大樂なりと。是(ここ)に於て坎井の(あ)(蛙)之れを聞き、然としてき、規規然として自失す。

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