坦懐(読み)タンカイ

デジタル大辞泉 「坦懐」の意味・読み・例文・類語

たん‐かい〔‐クワイ〕【×坦懐】

心がひろくわだかまりのないこと。物事にこだわらないこと。「虚心坦懐

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精選版 日本国語大辞典 「坦懐」の意味・読み・例文・類語

たん‐かい‥クヮイ【坦懐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心が穏やかで、少しのわだかまりもないこと。物事にこだわらないこと。また、そのさま。「虚心坦懐」
    1. [初出の実例]「甚介内衆へたんかいの心にて振舞付」(出典:多聞院日記‐文祿三年(1594)一一月二四日)
    2. [その他の文献]〔宋書‐張永伝〕

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普及版 字通 「坦懐」の読み・字形・画数・意味

【坦懐】たんかい(くわい)

仲よくする。〔宋書、張永伝〕時に思話、彭に在り。(南王、劉)義宣、二人の相ひ諧緝(かいしふ)せざることを慮(おもんぱか)り、思話に書を與へて、永と坦懷することをむ。

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