垂水渡(読み)たるみのわたし

日本歴史地名大系 「垂水渡」の解説

垂水渡
たるみのわたし

山国(やまくに)川下流部、垂水村(現福岡県新吉富村)より高瀬(たかせ)村への渡し。元禄七年(一六九四)貝原益軒は「松江より高瀬に行には、かちにて渡る」と述べており(豊国紀行)、「太宰管内志」には「さて此川、常には水勢強からずといへども、水上に夕立などの降ル時は、忽ニ水笠増りて、一囲又は二囲ばかりもある石の流下ルこと飛が如し、八屋(ハチヤ)ノ駅より仲津ノ城に到る道筋、渡り船のある処より一里許上の方に、牛馬のかちより渡ル処あり(中略)是より水上の方に、船の通フ処なければ皆かち渡りなり」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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