垂統(読み)すいとう

精選版 日本国語大辞典 「垂統」の意味・読み・例文・類語

すい‐とう【垂統】

  1. 〘 名詞 〙 よい伝統を子孫に伝えること。事業後世の子孫に伝えること。
    1. [初出の実例]「父祖の余烈を振ひ家を起しぬれど、創業垂統の深謀遠慮なかりし事惜むべし」(出典:読史余論(1712)三)
    2. [その他の文献]〔孟子‐梁恵王・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「垂統」の読み・字形・画数・意味

【垂統】すいとう

子孫に継承すべき事業をはじめる。〔孟子、梁恵王下〕君子、業を創(はじ)め統を垂れ、繼ぐべきを爲す。夫(か)の功の(ごと)きは、天なり。

字通「垂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android