余烈(読み)ヨレツ

デジタル大辞泉 「余烈」の意味・読み・例文・類語

よ‐れつ【余烈】

先人の残した功績遺烈
「自由同権説の盛に興りし―なり」〈吉岡徳明・開化本論〉

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精選版 日本国語大辞典 「余烈」の意味・読み・例文・類語

よ‐れつ【余烈】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 先人が残した功績。後世になってもかわることのない威光。遺烈。余威
    1. [初出の実例]「余曰天神之遺風余烈。雖千載之下昭昭然。在人耳目」(出典:投贈和答等諸詩小序(1464頃)献菅神)
    2. [その他の文献]〔史記‐始皇本紀賛〕
  3. 風などが猛烈なこと(日葡辞書(1603‐04))。

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普及版 字通 「余烈」の読み・字形・画数・意味

【余烈】よれつ

先人の残した功業。遺烈。〔史記、東越伝論〕此れに由りて、越の世侯爲(た)ることを知る。蓋(けだ)し禹の餘烈なり。

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