城下の盟(読み)ジョウカノチカイ

デジタル大辞泉 「城下の盟」の意味・読み・例文・類語

じょうか‐の‐ちかい〔ジヤウカ‐ちかひ〕【城下の盟】

《「春秋左伝」桓公一二年から》敵に首都まで攻め入られてする、屈辱的な降伏約束。じょうかのめい。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「城下の盟」の意味・読み・例文・類語

じょうか【城下】 の 盟(めい・ちかい)

  1. 居城の下まで敵軍に攻め寄せられて、しかたなく講和盟約をすること。また、その盟約。城下
    1. [初出の実例]「仏兵『ポッタム』に入り、城下の盟をなし」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐桓公一二年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android