城障(読み)ジョウショウ

デジタル大辞泉 「城障」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しょう〔ジヤウシヤウ〕【城障】

敵の侵入攻撃を防ぐための城壁堤防など。
朔北に築いた―もたちまち破壊される」〈中島敦李陵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「城障」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しょうジャウシャウ【城障】

  1. 〘 名詞 〙 敵を防ぐための城壁や堤防などの障害
    1. [初出の実例]「朔北に築いた城障も忽ち破壊される」(出典:李陵(1943)〈中島敦〉一)
    2. [その他の文献]〔漢書‐匈奴伝上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android