デジタル大辞泉 「基本ベクトル」の意味・読み・例文・類語 きほん‐ベクトル【基本ベクトル】 平面または空間において、直交する座標軸の向きに単位の長さをとったベクトル。基本単位ベクトル。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「基本ベクトル」の意味・読み・例文・類語 きほん‐ベクトル【基本ベクトル】 〘 名詞 〙 ( ベクトルは[ドイツ語] Vektor [英語] vector ) ベクトル空間の座標系を定めるベクトル。次元の数だけある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「基本ベクトル」の意味・わかりやすい解説 基本ベクトルきほんベクトルfundamental vector 2次元ユークリッド空間 (平面) あるいは3次元ユークリッド空間 (普通の空間) に直交座標系O- xy あるいはO- xyz を定め,各座標軸の正の方向に向う単位ベクトルを ei ( i=1,2 あるいは i=1,2,3 ) で表わし,これらを平面あるいは空間の基本ベクトルと呼ぶ。基本ベクトルは1次独立であり,任意のベクトルはこれらの1次結合として表わすことができる。基本ベクトルは,n 次元ユークリッド空間においても定義することができる。また座標系は必ずしも直交座標系に限らず,斜交座標系でもよい。これを一般化して,線形空間の基底ベクトルの族を基本ベクトルと呼ぶこともある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報