堀出新田村(読み)ほりいでしんでんむら

日本歴史地名大系 「堀出新田村」の解説

堀出新田村
ほりいでしんでんむら

[現在地名]喜多方市慶徳町けいとくまち豊岡とよおか

慶徳村の東、にごり川西岸に位置する。東は同川を隔てて綾金あやがね村、南西新宮しんぐう村。当地一帯は慶徳村・松野まつの村・新宮村、能力のうりき(現塩川町)綾金村太郎丸たろうまる村の入会地であったが、元和三年(一六一七)瓜生利右衛門が新田を開発、利右衛門の子孫は代々当村肝煎となった(新編会津風土記)。寛文六年(一六六六)の「会津風土記」に村名が載る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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