20世紀日本人名事典 「堀啓次郎」の解説 堀 啓次郎ホリ ケイジロウ 明治〜昭和期の実業家 大阪商船社長;阪神電鉄社長;貴院議員(勅選)。 生年慶応3年1月3日(1867年) 没年昭和19(1944)年10月8日 出生地加賀国金沢(石川県) 学歴〔年〕東京帝大法科大学〔明治26年〕卒 経歴大阪露油入社。明治28年大阪商船に転じ、29年仁川支店長、次いで神戸、上海各支店長、運輸課長を経て40年取締役、44年副社長、大正3年社長となった。折から第1次大戦時の積極経営で豪州航路、南米航路、欧州航路を開設、昭和5年ニューヨーク急行航路に新鋭船の畿内丸型を配して外国船を圧倒、日本海運界の興隆に貢献した。9年相談役、阪神電鉄社長。また住銀、日清汽船各取締役、日本船主協会会長、勅選貴族院議員も務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀啓次郎」の解説 堀啓次郎 ほり-けいじろう 1867-1944 明治-昭和時代前期の経営者。慶応3年1月3日生まれ。明治28年大阪商船にはいり,上海支店長などをへて,大正3年社長となる。オーストラリア,南アメリカ,ヨーロッパの航路を開設し,同社を国際海運界へ進出させた。昭和7年貴族院議員。昭和19年10月8日死去。78歳。加賀(石川県)出身。帝国大学卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by