堀木文子(読み)ほりき ふみこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堀木文子」の解説

堀木文子 ほりき-ふみこ

1920-1986 昭和時代後期,堀木訴訟原告
大正9年生まれ。3歳で失明,マッサージ師となる。結婚して2児を生むが,夫は家出。昭和45年障害福祉年金と児童扶養手当の併給禁止は憲法違反として提訴一審で勝訴し児童福祉手当法の改正で併給がみとめられたが,57年最高裁の合憲判決でふたたび併給禁止となった。昭和61年1月16日死去。66歳。鹿児島県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android