20世紀日本人名事典 「堤寒三」の解説 堤 寒三ツツミ カンゾウ 昭和期の漫画家 生年明治28(1895)年4月15日 没年昭和47(1972)年3月19日 出生地熊本県 本名堤 幹蔵 学歴〔年〕早稲田大学英文科〔大正8年〕卒 経歴映画界に入って助監督になるが、のち漫画に進み、東京日日新聞、読売新聞、朝日新聞と漫画記者を歴任する。時事漫画のほかスポーツ、議会レポート漫画を得意とし、昭和8年新鋭漫画グループを結成。12年報国漫画倶楽部を組織して軍部に積極的に協力。戦後は西日本新聞の嘱託となって政治漫画を執筆した。また28年シャムネコクラブの理事長となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「堤寒三」の解説 堤寒三 つつみ-かんぞう 1895-1972 昭和時代の漫画家。明治28年4月15日生まれ。映画の助監督をへて東京日日新聞,読売新聞,朝日新聞で漫画記者をつとめ,おもに時事漫画を担当した。昭和12年報国漫画倶楽部(クラブ)を組織して軍部に協力。戦後は西日本新聞で政治漫画をかいた。昭和47年3月19日死去。76歳。熊本県出身。早大卒。本名は幹蔵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by