堪否(読み)かんぷ

精選版 日本国語大辞典 「堪否」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぷ【堪否】

  1. 〘 名詞 〙 物事を処理する能力があるかないかということ。才能があるかないかということ。堪能(かんのう)か不堪(ふかん)かということ。かんぴ。
    1. [初出の実例]「且は器量のかんふにしたがひ、且は外戚の尊卑による事ぞかし」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)上)

かん‐ぴ【堪否】

  1. 〘 名詞 〙かんぷ(堪否)〔運歩色葉(1548)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android