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報償責任 ほうしょうせきにん Equivalenzprinzip

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

報償責任
ほうしょうせきにん
Equivalenzprinzip

特別な利益をあげる過程で,他人に損害を与えた場合に負わされる賠償責任。利益のあるところに損失を帰せしめるのを公平とする考え方に基づくもので,無過失責任の一つの根拠とされる。民法 715条の使用者責任報償責任の原理に基づいているとされるが,被用者の故意,過失を責任の要件とするほか,使用者が被用者に対し求償権をもつ点などで,報償責任としての徹底を欠いている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の報償責任の言及

【無過失責任】より

… そこで,過失責任が各種近代的企業からの企業災害に直面した場合の不合理さは,やがて,損害原因者は,過失の有無にかかわらず当該損害について賠償すべきであるとの,いわゆる無過失責任の理論,そして,その制度化を促すこととなるのである。そして,このような理論や制度の根拠としては,危険物を支配し管理するものは責任を負うとの危険責任主義や,利益の帰するところに責任も帰すとの報償責任主義が提唱された。 日本でも無過失責任の理論が出現するのはすでに明治時代のことであるが,しかし,それがはじめて制度化されたのは,1939年,鉱害賠償に関してであった(旧鉱業法74条ノ2,現行鉱業法109条以下)。…

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