堺環濠都市遺跡(読み)さかいかんごうとしいせき

日本歴史地名大系 「堺環濠都市遺跡」の解説

堺環濠都市遺跡
さかいかんごうとしいせき

[現在地名]堺市熊野町東一―五丁など

堺砂堆地とよばれるかまぼこ状の微高地に立地する土居どい川・ふる川・うち川の各環濠に囲まれた堺港を中心に発展した中・近世の環濠商業都市遺跡である。環濠内の広さは南北三キロ・東西一キロで、環濠は砂堆地の内陸部外辺に形成された後背低地を利用して掘られ、防御とともに低地の排水路としての役割も兼ねている。昭和四九年(一九七四)以降、遺跡内各所で試掘調査が行われ、その全域で江戸時代以前の遺構遺物が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む