塁塁(読み)るいるい

精選版 日本国語大辞典 「塁塁」の意味・読み・例文・類語

るい‐るい【塁塁】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙るいるい(累累)
    1. [初出の実例]「君見ずや、北芒の暮雨に塁々たる青塚の色を〈菅原文時〉」(出典:新撰朗詠集(12C前)下)
    2. [その他の文献]〔張載‐七哀詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「塁塁」の読み・字形・画数・意味

【塁塁】るいるい

うちつづくさま。晋・張載七哀の詩〕北何ぞ壘壘たる 高陵、四五り 借問(しやもん)す、誰が家のぞと 皆云ふ、の世なりと

字通「塁」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android