デジタル大辞泉 「借問」の意味・読み・例文・類語 しゃ‐もん【▽借問】 [名](スル)ためしに問うこと。ちょっと尋ねてみること。しゃくもん。「―す、君は如何どうだ」〈蘆花・不如帰〉[類語]問う・尋ねる・聞く・諮はかる・質ただす・問い質す・聞き質す・問い合わせる・聞き合わせる・質問する・発問する・試問する・下問する・聞き合わせる・問い返す・聞き返す・聞き直す・尋ね合わせる・照会・打診・問い・質疑・設問・諮問・問答・問題・疑問・押し問答・水掛け論・禅問答・一問一答・自問自答・質疑応答 しゃく‐もん【借問】 [名](スル)⇒しゃもん(借問) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「借問」の意味・読み・例文・類語 しゃ‐もん【借問】 〘 名詞 〙 ちょっと質問すること。ためしに問うこと。しゃくもん。[初出の実例]「借問。振古未有攀躋者」(出典:性霊集‐二(835頃)沙門勝道歴山水瑩玄珠碑)「借問(シャモン)す、君は如何だ」(出典:不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉下)[その他の文献]〔陶潜‐悲従弟仲徳詩〕 しゃく‐もん【借問】 〘 名詞 〙 =しゃもん(借問)[初出の実例]「貧里(びんり)を、借問(シャクモン)(〈注〉トウ)して、ゆきて、傭作せんとおもふ」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「借問」の読み・字形・画数・意味 【借問】しやもん 敢て問う。唐・李白〔清平調詞、三首、二〕詩 借問す、宮誰(たれ)か似ることを得ん 可(かれん)の飛燕(ひえん)(漢の成帝の趙皇后)、新粧に倚(よ)る字通「借」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報