20世紀日本人名事典 「塘林虎五郎」の解説 塘林 虎五郎トモバヤシ トラゴロウ 明治〜昭和期の社会事業家 生年慶応2年11月3日(1866年) 没年昭和7(1932)年11月2日 出身地肥後国熊本(熊本県) 主な受賞名〔年〕藍綬褒章〔昭和3年〕 経歴陸軍教導団を卒業後、歩兵第13連隊に勤務。のち軍籍を離れ、明治25年貧児救済教育の必要を感じて熊本貧児寮を立てる。その後、しばしば組織と名称を改め、昭和3年熊本県社会事業協会の一学園となる。一方、肥後自活団を組織して孤児らに仕事を与え、大正11年夜間中学労学館を創立した。この間、文部省・内務省・宮内省及び教育会などより表彰される。昭和7年私設社会事業功労者として終身奨励金を受ける。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塘林虎五郎」の解説 塘林虎五郎 ともばやし-とらごろう 1866-1932 明治-昭和時代前期の社会事業家。慶応2年11月3日生まれ。陸軍教導団を卒業後,歩兵第十三連隊に勤務。のち軍籍をはなれ,明治25年熊本貧児寮をたてる。肥後自活団を組織して孤児らに仕事をあたえ,大正11年夜間中学労学館を創立。昭和7年11月2日死去。67歳。肥後(熊本県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by