塚内古墳群(読み)つかないこふんぐん

日本歴史地名大系 「塚内古墳群」の解説

塚内古墳群
つかないこふんぐん

[現在地名]春日部市内牧 塚内

古利根川と元荒川に挟まれた標高一〇メートル前後の慈恩寺じおんじ台地突端に分布する。昭和四五年(一九七〇)頃に行われた分布調査では一三基が確認され、前方後円墳の可能性のあるものが二基ある。築造は六世紀前半―七世紀前半に及ぶと推定される。昭和五二年に発掘が行われた四号墳は幅約四・五メートルの周溝がめぐり、一辺約二〇メートルの方墳の可能性がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android