塚山古墳群(読み)つかやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「塚山古墳群」の解説

塚山古墳群
つかやまこふんぐん

[現在地名]宇都宮市西川田町

南流する川と姿すがた川のほぼ中間の起伏する台地上を占める。前方後円墳二基、帆立貝式古墳二基以上、四、五基以上の円墳があったが、現存するものは塚山古墳・塚山西古墳・塚山南古墳の三基である。塚山西古墳は南南東面する帆立貝式古墳で、墳丘全長約五八メートル、截頭円錐形状の高い円丘と低い方形造出しで、周湟をめぐらす。その南に接する塚山南古墳も南面する帆立貝式古墳で、墳丘全長約六〇メートル、まるみをもつ円丘の丘腹からなだらかな傾斜をつけ方形造出しとなり、周湟をめぐらす。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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