20世紀日本人名事典 「塩田力蔵」の解説 塩田 力蔵シオダ リキゾウ 明治〜昭和期の陶磁器研究家 生年元治1年(1864年) 没年昭和21(1946)年 出身地陸奥国(福島県) 学歴〔年〕福島師範(現・福島大学)卒 経歴明治31年岡倉天心によって日本美術院が創立されると学術部に参加。以後日本及び中国の陶磁器の研究・啓蒙に尽した。著書に「陶磁器工業」「寂円叟―陶雅新註支那陶器精鑑」「説瓷新註支那陶磁」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「塩田力蔵」の解説 塩田力蔵 しおだ-りきぞう 1864-1946 明治-昭和時代の陶磁器研究家。元治(げんじ)元年9月8日生まれ。岡倉天心の知遇をえて,東京美術学校(現東京芸大)で陶磁講座を担当,日本美術院の編集部を主宰。明治40年から「日本近世窯業史」編集のため全国の陶窯地の実地調査にあたった。昭和21年2月3日死去。83歳。陸奥(むつ)安達郡(福島県)出身。福島師範卒。著作に「陶磁工芸の研究」「近代の陶磁器と窯業」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例