塩酸エタンブトール(読み)えんさんエタンブトール(その他表記)ethambutol hydrochloride

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩酸エタンブトール」の意味・わかりやすい解説

塩酸エタンブトール
えんさんエタンブトール
ethambutol hydrochloride

結核菌に抗菌力を示す合成された化学療法剤で,第2次抗結核剤である。4つの光学異性体があり,現在使用されているのは最も強い抗菌力を有する d型で,d型は l型の 200倍効力が強い。抗結核菌作用はイソニアジドストレプトマイシン中間に位する。作用機序は明らかでないが,菌のグリセリン代謝と蛋白合成阻害によるといわれている。臨床的に単独使用では耐性の獲得が速いので,他の抗結核剤と併用される。消化管からの吸収がよく,24時間以内に尿中に排泄される。副作用には視野狭窄視神経炎などの眼障害があり,重篤な場合は不可逆的となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む