塩釉(読み)えんゆう(その他表記)salt glaze

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩釉」の意味・わかりやすい解説

塩釉
えんゆう
salt glaze

食塩釉 (→ ) 。主として 炻器 (→ストーンウェア ) の焼成に用いる。最高温時に食塩を窯の上部の穴から投入すると,食塩のナトリウム陶土ケイ酸が融合し,ガラス化したケイ酸ナトリウムを陶器上に生じる。無色のものと他の物質と結合した有色のものとがある。西洋における塩釉陶器の製作は 13世紀頃ドイツのライン地方に始り,その後イギリスなどヨーロッパ各地に伝播した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む