塩釉(読み)えんゆう(その他表記)salt glaze

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「塩釉」の意味・わかりやすい解説

塩釉
えんゆう
salt glaze

食塩釉 (→釉 ) 。主として 炻器 (→ストーンウェア ) の焼成に用いる。最高温時に食塩を窯の上部の穴から投入すると,食塩のナトリウムと陶土のケイ酸が融合し,ガラス化したケイ酸ナトリウムを陶器上に生じる。無色のものと他の物質と結合した有色のものとがある。西洋における塩釉陶器の製作は 13世紀頃ドイツのライン地方に始り,その後イギリスなどヨーロッパ各地に伝播した。

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