日本歴史地名大系 「塩野崎村」の解説 塩野崎村しおのさきむら 栃木県:黒磯市塩野崎村[現在地名]黒磯市塩野崎・塩野崎新田(しおのさきしんでん)北・東に入会原野の大輪地(おおわじ)原が広がり、南は唐杉(からすぎ)村・波立(はつたち)村、西は中内(なかうち)村。那須野ヶ原のほぼ中央部に位置し、水利に極めて乏しい。古くは「小松都」と称したという。寛文四年(一六六四)の大田原藩領知目録に「塩崎村」とみえる。近世は大田原藩領。正保四年(一六四七)には巻川(まきがわ)用水、文化七年(一八一〇)には山口(やまぐち)堀が村内を流れた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by