境井流(読み)さかいりゅう

精選版 日本国語大辞典 「境井流」の意味・読み・例文・類語

さかい‐りゅうさかゐリウ【境井流・堺さかひ流】

  1. 〘 名詞 〙 大坂の船匠境井家の造船木割法の流儀名。境井家は江戸初期から将軍家御用船匠として令名があり、薩摩土佐などの大藩の船大工棟梁が弟子となるほど権威を誇った。
    1. [初出の実例]「薩州、舸(はやぶね)法二流あり。一つは唐津流と云。一つは堺流と云」(出典和漢船用集(1766)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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