境遇劇(読み)きょうぐうげき

精選版 日本国語大辞典 「境遇劇」の意味・読み・例文・類語

きょうぐう‐げきキャウグウ‥【境遇劇】

  1. 〘 名詞 〙 自然主義の流れをくみ、境遇環境によって、事件発生、展開する劇。ゲルハルト=ハウプトマン作「日の出前」など、ト書で環境を詳しく設定する。環境劇。
    1. [初出の実例]「運命劇や境遇劇が性格劇になったと云ふのは、劇が発展して個人主義になったのだ」(出典:青年(1910‐11)〈森鴎外〉二〇)

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