皆瀬
みなせ
秋田県南東部、雄勝郡(おがちぐん)にあった旧村名(皆瀬村(むら))。現在は湯沢市の東部を占める地域。旧皆瀬村は、2005年(平成17)稲川(いなかわ)、雄勝の2町とともに湯沢市に合併。皆瀬川の上流にあり、川沿いを国道398号が走る。地域の92%が山林原野で、冬は5か月間積雪が3メートルに及ぶ豪雪地帯。耕地は3%にすぎず、東京方面への季節労働に出る者が多い。南部の宮城県境一帯は栗駒(くりこま)国定公園に属し、小安(おやす)温泉や湖沼群、皆瀬ダムなどがある。米作のほか、地熱を利用した施設園芸作物の栽培を行っている。
[宮崎禮次郎]
『『皆瀬村史』(1993・皆瀬村)』
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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