デジタル大辞泉プラス 「壁S・カルマ氏の犯罪」の解説 壁/S・カルマ氏の犯罪 安部公房の中編小説。1951年発表。同年、第25回芥川賞受賞。初出時の題名は『S・カルマ氏の犯罪』。オムニバス小説集『壁』の第一部にあたる。自らの名前を失った主人公が辿る運命を描く不条理小説。1978年、作者自身が戯曲化し、演劇集団「安部工房スタジオ」が上演。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報