壁S・カルマ氏の犯罪

デジタル大辞泉プラス 「壁S・カルマ氏の犯罪」の解説

壁/S・カルマ氏の犯罪

安部公房中編小説。1951年発表。同年、第25回芥川賞受賞。初出時の題名は『S・カルマ氏の犯罪』。オムニバス小説集『壁』の第一部にあたる。自ら名前を失った主人公が辿る運命を描く不条理小説。1978年、作者自身が戯曲化し、演劇集団「安部工房スタジオ」が上演

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android