士君子(読み)シクンシ

デジタル大辞泉 「士君子」の意味・読み・例文・類語

し‐くんし【士君子】

学問人格ともにすぐれた人。徳行の高い人。
「今此―、政府に会して政を為すに当り」〈福沢学問のすゝめ

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精選版 日本国語大辞典 「士君子」の意味・読み・例文・類語

し‐くんし【士君子】

  1. 〘 名詞 〙 徳行のそなわった人。学問、人格ともにすぐれた立派な人。君子
    1. [初出の実例]「相如が札書をば奏したれども、公孫卿が札書をばあまり不経なほどに、疑其妄書、謝曰、宝鼎事已決矣。尚何以為と云て不奏ぞ。まことに士君子の行なり」(出典史記抄(1477)九)
    2. [その他の文献]〔礼記‐郷飲酒義〕

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