日本歴史地名大系 「士幌村」の解説 士幌村しほろむら 北海道:十勝支庁士幌町士幌村昭和六年(一九三一)から同三七年まで存続した河東(かとう)郡の村。昭和六年四月上士幌(かみしほろ)村を分村したのちの士幌村の戸口は一千一〇五戸・六千五三〇人(士幌のあゆみ)。同八年六月中川(なかがわ)郡池田(いけだ)町と境界変更し、同町大字居辺村(おりべむら)の一部を編入、字下居辺(しもおりべ)とした。同二〇年八月東京の戦火を逃れた集団帰農者四二戸が防風保安林に入地、その後第二次世界大戦の終戦による復員者、海外からの引揚者などに開拓地を開放し、同二九年までに入地は一一二戸を数えた。同年国から農村建設計画樹立村に指定された。 士幌村しほろむら 北海道:十勝支庁士幌町士幌村大正一五年(一九二六)から昭和六年(一九三一)まで存続した河東(かとう)郡の村。大正一五年六月に同郡川上(かわかみ)村が改称して成立。同年の戸口は一千三八〇戸・七千五九〇人(士幌のあゆみ)。同年七月には国有鉄道士幌線の士幌―上士幌(現上士幌町)間、昭和四年には私設鉄道北海道拓殖鉄道鹿追(しかおい)(現鹿追町)―中音更(なかおとふけ)間が相次いで開業した(同書、「北海道鉄道百年史」)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by