士幌町(読み)しほろちよう

日本歴史地名大系 「士幌町」の解説

士幌町
しほろちよう

面積:二五九・一三平方キロ

昭和三七年(一九六二)河東かとう郡士幌村が町制施行して成立。十勝支庁管内中央部に位置し、東は中川なかがわ本別ほんべつ町、西はパンケチン川を界して河東鹿追しかおい町、南は同郡音更おとふけ町・中川郡池田いけだ町、北は河東郡上士幌町に接する。東部の居辺おりべ台地と西部の然別しかりべつ火山地帯に挟まれた扇状地の上にあり、おおむね平坦な地形をなす。中央部を音更川がウオップ川などの支流を集めて南流し、その東部をサックシュオルベツ川・士幌川・居辺川が支流を集めながら南へ流れ、流域十勝平野の一部を形成する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「士幌町」の意味・わかりやすい解説

士幌〔町〕
しほろ

北海道南東部にある町。 1962年町制。中央部を音更 (おとふけ) 川が南流する。 1898年美濃開墾合資会社による団体移住者の入植が始り,1921年音更村から分離。平坦な洪積台地で,ジャガイモ,テンサイ,コムギ,豆類などが主要畑作物。デンプンなどの農産物加工施設も立地乳牛,肉牛中心の畜産も行われる。東ヌプカウシヌプリ山麓の士幌高原は,十勝平野の展望と放牧風景を眺望できる景勝地国道 241号線が通る。面積 259.19km2。人口 5848(2020)。

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