士魂商才(読み)シコンショウサイ

デジタル大辞泉 「士魂商才」の意味・読み・例文・類語

しこん‐しょうさい〔‐シヤウサイ〕【士魂商才】

《「和魂漢才」からの造語武士精神商人才能を兼備すること。

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精選版 日本国語大辞典 「士魂商才」の意味・読み・例文・類語

しこん‐しょうさい ‥シャウサイ【士魂商才】

〘名〙 (「和魂漢才」からの造語) 武士の精神と商人の才を兼ね備えること。
※士魂商才(1957)〈武田泰淳〉「『士魂商才』などという掛軸を、陸軍大臣からもらったりして」

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四字熟語を知る辞典 「士魂商才」の解説

士魂商才

武士の精神と商人の才とを兼ね備えること。

[使用例] 「士魂商才」などという掛け軸を、陸軍大臣からもらったりして、巨万の富を残したと伝えられる伝一翁も、四十代までは何を企てても、芽が出なかったのである[武田泰淳*士魂商才|1957]

[解説] 「和魂漢才」からの造語。

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