声を指す(読み)しょうをさす

精選版 日本国語大辞典 「声を指す」の意味・読み・例文・類語

しょう【声】 を 指(さ)

  1. かな文字にアクセント濁音を示す記号をつける。
    1. [初出の実例]「凡、訓読之字、指声可分明」(出典名目鈔(1457頃)奥書)
  2. 謡曲浄瑠璃稽古本に節を示す記号などを書き入れる。「章をさす」とも書く。
    1. [初出の実例]「ウタイニ xǒuo(シャウヲ) sasu(サス)」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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