売り家と唐様で書く三代目(読み)ウリイエトカラヨウデカクサンダイメ

デジタル大辞泉 の解説

いえ唐様からよう三代目さんだいめ

初代が苦心して財産を残しても、3代目にもなると没落してついに家を売りに出すようになるが、その売り家札の筆跡唐様でしゃれている。遊芸にふけって、商いの道をないがしろにする人を皮肉ったもの。

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精選版 日本国語大辞典 の解説

うりいえ【売家】 と 唐様(からよう)で書(か)く三代目(さんだいめ)

  1. 初代が築いた家や財産も、三代目が受け継ぐころには遊芸などで身を持ち崩して没落し、自分の家を売り家に出すようになる。その売家札の字が唐様でしゃれていて、遊芸におぼれていた生活がしのばれる、という意の川柳

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ことわざを知る辞典 の解説

売り家と唐様で書く三代目

初代が苦労して築いた家や財産も、三代目ともなると商売そっちのけで遊芸などに身を持ち崩し没落して、ついに自分の家を売り家に出すようになる。その売家札の字が唐様で、しゃれている。遊芸におぼれて商売をるすにした生活がしのばれる、という意の川柳。

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