壺切剣

山川 日本史小辞典 改訂新版 「壺切剣」の解説

壺切剣
つぼきりのつるぎ

皇太子相伝の剣。「西宮記」に醍醐天皇が皇太子のときに父宇多天皇から賜ったとある。本来藤原氏の剣で基経の剣とするなど諸説があるが,藤原氏出身の皇太子の地位を安定させるために設けたと思われる。そのため敦明(あつあきら)親王後三条天皇の場合,藤原氏の圧力で献上されなかった。承久の乱後に所在不明となるが,亀山天皇立太子の際に出現して今に伝わるという。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む