日本歴史地名大系 「壺瓶山」の解説 壺瓶山つぼかめやま 鳥取県:西伯郡淀江町壺瓶山淀江町のほぼ中央に位置する丘陵状の独立峰。坪上(つぼかみ)山とも称し、坪亀山とも記した。標高一一四メートル。地質は鮮新世の安山岩。山頂一帯には三〇基に近い古墳が分布する。会見(あいみ)・汗入(あせり)両郡の境界で、江戸時代前期までは日野方面への道が山上を通っていたという。「伯耆志」には坪上山として「会見汗入両郡の界にあり、官帳坪亀に作る、田蓑日記また然り、山上古の官道あり今樵路となる、今の官道は百年前に改造れりと云へり」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by