変位量分布(読み)へんいりょうぶんぷ

最新 地学事典 「変位量分布」の解説

へんいりょうぶんぷ
変位量分布

displacement distribution

内陸で直下型地震が発生して地表地震断層が現れた場合,その変位量は一様ではなく場所によって異なる。変位量がどのように異なっているかの分布をいい,地震断層の挙動予測に重要である。例えば2016年に発生した熊本地震(M7.3)における布田川断層の右横ずれ変位量は,断層中央部では最大で2m程度認められたものの断層の末端に向かうにつれて次第に減少した。このように地表地震断層の変位量が場所によって異なる現象は,1995年に発生した兵庫県南部地震(M7.3)など数多くの地震で確認されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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