変奏(読み)ヘンソウ

精選版 日本国語大辞典 「変奏」の意味・読み・例文・類語

へん‐そう【変奏】

  1. 〘 名詞 〙 楽曲一つの主題に基づいて、その要素を変化させることによって、曲を構成する技法。比喩的にも用いられる。
    1. [初出の実例]「主旋律は、青年と義母との近親相姦及びその変奏である」(出典:王朝の小説的伝統(1957)〈中村真一郎〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の変奏の言及

【楽式】より

…ロンド形式のCの部分が展開部に相当する。(5)変奏形式 主題を提示し,続いてそれに一連の変化を加えていく形式。装飾変奏と性格変奏がある。…

【変奏曲】より

主題モティーフあるいはそれらに含まれる音楽素材を種々の手法で変形する技法を変奏といい,変奏技法が楽曲構成の基盤となっている曲を変奏曲,その楽式を変奏曲形式という。変奏は作曲における基本原理の一つで,古来あらゆる種類の音楽にみられる。…

※「変奏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む