外交文書公開(読み)がいこうぶんしょこうかい

共同通信ニュース用語解説 「外交文書公開」の解説

外交文書公開

外務省が所有する外交記録の一般公開。民主党政権時の2010年、日米核密約問題の調査契機に、作成や取得から30年が経過した文書原則公開する規則を制定した。国民関心が高い外交記録は、外部有識者らが参加する公開推進委員会の審査を経て年1回、一括公開している。手続きが済んだ文書は東京都内の外交史料館で閲覧できる。現在の外交交渉への影響が懸念される部分などは非公開とされ、今回は天皇関連文書の一部などが黒塗りだった。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「外交文書公開」の意味・わかりやすい解説

外交文書公開
がいこうぶんしょこうかい

外交記録公開

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android