外分泌と内分泌(読み)がいぶんぴつとないぶんぴつ

家庭医学館 「外分泌と内分泌」の解説

がいぶんぴつとないぶんぴつ【外分泌と内分泌】

 汗、唾液(だえき)(つば)、消化液胃液など)は、これらを分泌する組織臓器から導管という管が出ていて、ここから分泌されます。このような分泌のしかたを外分泌といい、これを行なう組織や臓器を外分泌腺がいぶんぴつせん)といいます。
 これに対してホルモンは、導管を経由せずに直接、血液中や体液中に分泌されます。このような分泌のしかたを内分泌といい、これを行なう組織を内分泌腺(ないぶんぴつせん)といいます。

出典 小学館家庭医学館について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android