外空(読み)げくう

精選版 日本国語大辞典 「外空」の意味・読み・例文・類語

げ‐くう【外空】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。六空、十空、十八空などの一つ六根対象である色、声、香、味、触、法の六境(すなわち外境)は実体のないものだから、空だとするもの。⇔内空
    1. [初出の実例]「外の境の執(しう)を破る故に外空(ケクウ)と云ふ」(出典:米沢本沙石集(1283)四)

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