精選版 日本国語大辞典 「外空」の意味・読み・例文・類語 げ‐くう【外空】 〘 名詞 〙 仏語。六空、十空、十八空などの一つ。六根の対象である色、声、香、味、触、法の六境(すなわち外境)は実体のないものだから、空だとするもの。⇔内空。[初出の実例]「外の境の執(しう)を破る故に外空(ケクウ)と云ふ」(出典:米沢本沙石集(1283)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例