外空(読み)げくう

精選版 日本国語大辞典 「外空」の意味・読み・例文・類語

げ‐くう【外空】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。六空、十空、十八空などの一つ六根対象である色、声、香、味、触、法の六境(すなわち外境)は実体のないものだから、空だとするもの。⇔内空
    1. [初出の実例]「外の境の執(しう)を破る故に外空(ケクウ)と云ふ」(出典:米沢本沙石集(1283)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む