多心型都市(読み)たしんけいとし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多心型都市」の意味・わかりやすい解説

多心型都市
たしんけいとし

都市活動中心,すなわち,政治業務購買文教生産居住レクリエーションなどの各機能の中心を数ヵ所に独立分散させた都市。多核都市ともいう。多心型都市は,もともと同程度の規模の近接するいくつかの都市が,その都市のもっていない重要な機能を他都市に期待して有機的に連合するなかで,高次の都市構造体として発生した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android