多武峯門前町(読み)とうのみねもんぜんまち

日本歴史地名大系 「多武峯門前町」の解説

多武峯門前町
とうのみねもんぜんまち

[現在地名]桜井市大字八井内やいない西口にしぐち飯盛塚いいもりづか

多武峯寺を中心とした門前町。天正一三年(一五八五)の豊臣秀長の下知状(談山神社文書)

<資料は省略されています>

みえ、また多武峯寺は文禄検地後に広瀬郡内で三千石の知行地を宛行われているが、慶長八年(一六〇三)徳川幕府も寺領を再確認し、

<資料は省略されています>

とあり、寺領は知行地と門前町それに寺中近辺(境内)山林からなっていた。

古くは両門前と称し、東口ひがしぐち(のちの八井内)、西口をさし、飯盛塚は荘園であった(談山神社文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む